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米と大型本

久々に大型の本を買った。

細かな感想の覚書はまた追記するとして、

モノとして、大きな本をじっくり読むのがとても楽しいなと感じたことを、忘れないうちにメモしておく。


書店で買うとき、店員さんから

『重いのでお気をつけて』

と手渡してもらったこの本。


ふだん買う文庫本がパンだとして、この本はお米というかんじで、

手にするとズッシリ重い。


計ってみたら1.1kgあった。


読む時は床に体操座りして膝に乗せて読む。


文学館での展示の図録なので、内容が濃い。どこから読んでもいいし、時間がないときや集中力が足らないときは、ワンフレーズをつまみ読みしてもいい。または絵を眺めるだけでもいい。


好きな展示は、図録だけでもかなり満足できるなと思った。(展示に行けたらさらによいのだけど!)



前に観た展示の図録で、これもズッシリ重い。何度読み返しても面白い。

パラレル・ヴィジョン―20世紀美術とアウトサイダー・アート

パラレル・ヴィジョン―20世紀美術とアウトサイダー・アート


追記:
パラレル・ヴィジョン展には行ってなかった。世田谷美術館アウトサイダーアートの収蔵作品を観たとき、過去の展示カタログを買ったんだった。

展示は生ものなので、タイミングがあって足を運べるというのはラッキーなことだ。

戦場のガールズ・ライフの中で、1994年に渋谷のP-Houseギャラリーで開かれた岡崎京子 個展『ぼくらはいったいどこに行くのだろう』について書かれていた。

原画展のようなものではなくて、Tシャツ・ジーンズ・虫ピンなどを用いたインスタレーション、原画をもとにした版画などが展示されたと。いいなあ。

カラー写真のページで、川本史織さんという方の『それもまた日常』という作品があり、見ていて飽きない。

2015年にガールが自室に居る写真と都市部(ビル街の一角で空は写っていない)の写真が並んでいて、情報量がべらぼうに多い。

アニメグッズ、シャンデリア、ワンピース(これは、ざっと見たかんじでは漫画ではなく衣服のみ)、PC、iPhone、学習机、ゲーム機、かばん、柄ものの布、ウイスキー、タロット、ペンギン、うさぎ、サンリオ(シナモン、キティ)、ディズニー(アリス、プーさん)、スケッチブック、HUNTER HUNTER、キュゥべえ、ダブルベルの目覚まし時計など、これで写っているものの1/50くらいだろうか。

そこから何を感じるかを言語化したいのだけど一旦、本を閉じる。情報量にアタマと感覚が追いつかず…、

原始時代の壁画から、90年代、2015年、人間はすごいことになってるなぁと思う。