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AI漫画の夜明け

遅まきながら、シンギュラリティという言葉を読みかじる。

読みかじったものの飲み込めない。ドラエもんのコエカタマリンよろしく、一文字ごとが立体的な文字になってジュースの中に浮いているような感じがする。こういう場合、かじらずに丸のみするのが早道かもしれない。


脳内にチップを埋めて記憶力を補うとか、AIが働いてくれるので人間は好きなことだけやればよいとか、夢のような世界がやってくる。ヤアヤアヤア。ということだろうか。


もし漫画を描けるAIが出てきたら、どんな漫画を描くか気になる。


小説が書けるAIはすでに賞に応募して、一次選考に通ったりしているらしい。しかも文体が定まらない分、アバンギャルドで面白くなってきているとか。なんと。


創作のもとには負の体験があることが多いのだけど、AIにとっての負の体験って何だろう?

進化する途中、なんかもういろいろ回路的に大変だったからいっそバクハツしちゃおうかと思ったわ、とかだろうか。


色んな文士のデータをたらふくインプットされ、さあ、スピーディかつ面白い感じにアウトプットしたまえ。と言われたらどんな気分だろうか。ギギギ、ぐぬぬ。そんな簡単に言うけどさー、だったらおまえがやってみろよー。とか思いながら、仕方なく試作アウトプットしてみる。ブブブ。


こうなると、創作中の不満ストレス怒りが、新しいAI文学の源になるかもしれない。一方、そこまで苦労せずスルスル創作する天才AIも出てくるだろう。

凡作AIの未来やいかに。


という感じに、近未来の創作界隈では、無限大に壮大な何かと、セコくて泥くさい何かが同時に起きてるんじゃないだろうか。そうだったら面白いなあ。