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のばらの村のものがたりと襖

大雪が降る。半日でパーティー会場を建てる。建材は氷、灯りは蛍。ありえない作業ピッチとエコ発電。

でも主人公は野ねずみだから、ハイスピードに氷を削れる。蛍は、土ボタルなら保温すれば越冬できるのか…なんてことを考えなくても、とにかく野ねずみが建てた建物の断面図や暮らしぶりを見るのが楽しい。

のばらの村のものがたり(4)雪の日のパーティー (講談社の翻訳絵本)


牧歌的な世界では、暖炉の火でパンを炙ったり、水車小屋で乳製品や小麦粉を作ったり、夏はバターが溶けないように冷やした葉っぱで包んだりと、なかなか労力もかかる。

作中の野ねずみたちはいつも元気なわけじゃなく、案外とよく疲れたりもする。力仕事をしすぎたり、一張羅の服が粉まみれになったり。そんなときはヒゲと尻尾を垂らして、バスケットや階段の上にしょんぼり座り込む。
かと思うと、矢庭にはしゃいで皆で踊ったりもする。感情と生活のリズムが自然でいいなぁ。

A Year in Brambly Hedge. by Jill Barklem


子どものころ、田畑に囲まれた実家でこの本を読んで
「(絵本の世界と)似てる、いける!」
と思い、さらに似せようとして花柄の包装紙をフスマに貼ったのを思い出す。あれは全然いけてなかった。

大晦日には和室の侘しさっていいよなぁ。眠すぎて日本語がへんだな、就寝。