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引用補強ドリンク

投入:


引用A

“人間は、正本に対して、つねに異本をつくろうとする。Aのものを読んで、理解したとする。その結果は決してAではなく、A'、つまり異本になっている。文学がおもしろいのはこの異本を許容しているからである。”


引用B

“忘れ上手になって、どんどん忘れる。自然忘却の何倍ものテンポで忘れることができれば、歴史が三十年、五十年かかる古典化という整理を五年か十年でできるようになる。時間を強化して、忘れる。それが、個人の頭の中に古典をつくりあげる方法である。そうして古典的になった興味、着想ならば、かんたんに消えるはずがない。思考の整理とは、いかにうまく忘れるか、である。


引用C

“書き出したら、あまり、立ち止まらないで、どんどん先を急ぐ。こまかい表現上のことなどでいちいちこだわり、書き損じを出したりしていると、勢いが失われてしまう。

全速力で走っている自転車は、すこしくらいの障害をものともしないで直進できる。ところがノロノロの自転車だと、石ころひとつで横転しかねない。速度が大きいほどジャイロスコープの指向性はしっかりする。

いかに論文だからとは言え、書いては消し、消しては書くといったことをしていれば、何を言おうとしているかわからなくなる。一瀉千里に書く。とにかく終りまで行ってしまう。そこで全体を読み返してみる。こうなればもう、訂正、修正がゆっくりできる。〟


A〜C : 外山滋比古『思考の整理学』



引用C '

“今夜の春雨スープはビューだよビューだよほら!”

花輪和一刑務所の中



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ともかく描くのみ(マッハで!