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キツネ型タイムカプセル

子どもの頃の記憶をネームにしてみる。案外と視点が今と変わらない。


そういえば、6歳くらいのときに、キツネのキーホルダーを買ってもらった。願い事を書いた紙を丸めて、キツネが背負ってる筒にそれを入れておくと願い事が叶う…というもので、ファンシーなキツネに黄色い蓄光塗料が塗られていた。暗闇でぼんやり光る笑顔のキツネは、ちょっとおいなりさんぽかった。


数十年後、このキーホルダーを実家で発掘した。願掛けの内容は何だったかな、と紙を広げてみると、消えかけた鉛筆の文字で「こころのきれいなひとになりたい」と書いてあった。なりたい、ということは、願掛けを書いた時、ココロがきれいじゃない自覚があったのだろうか。


そこからさらに記憶をさらうと、通っていた幼稚園では、食事の前にお祈りをしたり、他者に思いやりと優しさをもちましょうと習ったりしたんだった。で、一部の園児の間では、思いやりが無さ気な言動を見つけてマッハでダメ出しを投げ合う…という、あまり思いやりの無い現象が起きていた。

ダメ出しを受けた当時はかなりぎゃふんと感じたけれど、あれはあれで、ドッチボールとか乾布摩擦みたいな効果が…いや、効果はなかったかもしれないけれど、今思い出すとちょっと面白い。


何はともあれ、思い出した場面を描いてみる。なんとか進めるぞー。